〈エコ?クィーン〉の主原料である“珪藻土”について詳しくご紹介します。
白色珪藻土
〈エコ?クィーン〉の主原料は白色珪藻土です。白色珪藻土とは、珪藻土の自然乾燥品に食塩とソーダ灰を少量加え、約1,100℃で不燃物を燃焼除去したもので、食品添加物としても認可されています。
白色珪藻土は孔が目詰まりしていないため、珪藻土の持つ「呼吸性」を最大限に活かすことができます。國內では秋田県と大分県で生産されていますが、流通の利便性からエコ?クイーンは秋田県産のものを使用しています。
なお、同一産地の珪藻土でも採掘される場所や地層によって比重等が変わるため、最良の白色珪藻土を仕入れるための品質チェックは欠かせません。
固化材に使用する「消石灰」には、長い時間をかけて、空気中の炭酸ガスを吸収しながら硬くなっていく(石灰巖にもどっていく)気硬性があるため、経年劣化の少ない壁ができます。
また硬化に時間がかかる「消石灰」を補完するため、水と反応して硬くなる(水硬性)「白セメント」を使用し、初期硬度を高める工夫をしています。
なお、ペーストタイプの固化材には、今までの塗り壁材にはない、全く新しい発想で開発したシックハウスの要因となる化學物質を一切放散しない無機固化材を用いています。
施工時に、壁材の急激な乾燥を防止することと、施工性を向上させるために必要となる成分です。
粉末タイプ內壁材〈NSR〉と同じ粉末タイプ內壁材〈NZ〉には、つのまたとメチルセルロースを併用し、粉末タイプ內壁材〈NSZ〉とペーストタイプ內壁材〈PS〉〈PZ〉には、メチルセルロースのみを使用しています。
クラックを防止すると共に、地震等で壁がパラパラと落ちてくるのを防ぐために、合成繊維のスサを使用しています。
壁材に色を付けるために、自然土や珪藻土(乾燥品)、一部の製品には無機顔料を併用しています。
凹凸の表情を持つ壁(顆粒入り製品)には、多孔質鉱石のゼオライトを混合しています。このゼオライトにも水分?ニオイ分子?イオンを吸著する働きがあります。
さまざまな下地への長期安定接著のため、下塗材〈NGU〉には、必要最少限の量のアクリル系共重合粉末樹脂を混合しています。 この粉末樹脂は、シックハウスの要因となる13の化學物質を一切含んでおりません。 また、20年を越すこれまでの膨大な施工実績においても安全性が証明されていますので、ご安心ください。
【撮影協力】新築?注文住宅?店舗設計のbreath house様(群馬県高崎市三ッ寺町1231) ブレスハウス様のモデルハウスでエコ?クイーンの壁をご覧いただけます。
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